本山特別昇格報告!

 

--特別昇格日記--

3/21多度津本部にて特別昇格試験受けてきました

総裁より允可状を頂きました

前日より車にて延々と高速飛ばして
車を運転するのは好きなので何時間走ろうと
気持良いものです

明石海峡大橋の壮大さは初めての観望で
コレだけでも来たかいがあります

以前特別講習会で来たときは瀬戸大橋を渡った

その時の感動より明石海峡は凄い

本部前によって記念写真
すぐさま丸亀のアパホテルに

人数変更も色々あってか半年前の
オークラ丸亀からアルファーワンなど
二転三転して一週間まえにアパホテルで決着

ココは金沢資本なので融通を聞かせてくれたか
空いていまっすと予約完了
しかも行ってみてビックリ 総てがスートでした

夕飯を一鶴でと外に出たが雨脚が強くなって
かさもないのですぐ近くの焼き鳥やに行く
とりわけココのシメサバとキャベツが美味しかった

あっちに転がり、こっちに転がり 大きなお風呂でリラックスモード
試験問題の勉強も1回やってるうちに面度くさくなって
焼酎勉強会となる

夜は緊張のあまりか一時間後とに目が覚めた

朝から車で本部駐車場に行くが職員の人は早くから
出て誘導していた、ご苦労様です

本部前で写真 本堂で写真

特別昇格なので地球の裏側からも試験を受けに来る

本山でしか受けれない

赤門から勝手知たる本堂前入り口からはいるとすぐさま坂下先生に出会う
金沢のと言うとすぐに思い出していただいた

高倉先生、安田先生の顔も見えてなんか落ち着いた
本部武専のいつも来られる先生の顔も何人かちらほら

9:00から鎮魂行 

一番真ん中前で並ぶ合格する気持を前面に

大太鼓の響が身体中に響いて
心地よい

前来た時は凄くユックリで 空間をさまようような
心の安らぎがあったが 今回はいつものような速さで
物足りなかった

いよいよ学科試験が始まる
5段の人と合い互いに向き合い座る
机のうえには鉛筆とケシゴムのみ筆箱はダメ

一気に覚えてきたのを書き込み20分で出ようと
したら まだですといわれ 字の汚いところを直す

30分で出ていいといわれたので 一番で出てきた
実技試験の順番発表を確認して
本堂に入る

1人鎮魂体操をして待つ

本堂には書き終えた人達が」続々と

200人くらいの人でごったがえす

実技がいっせいに始まり 凄い音量でごーうごーう
言ってい る

自分たちも始まるが 最初に運用法やる人はと聞かれる
見わたすが 相手になる人は いなかった 辞退と
言う事で 全員40歳以上チームとなる

体構え審査が始まるが何せ周りの気合の大きさに
何にも聞こえない、40歳以上なので難聴ばかりで
試験管の声に 全員何度も なんですか〜コールで聞き返す

難しい日頃あまりやらない 卍や合気、仁王、ふっこなどは
出なかった

運足も定番で反転身が皆出来ない、なんのこっちゃと
何回もやらされるが自分のをみて皆さん修正

次に攻撃、反撃の正確さシリーズ
突き天一、蹴り天三、払い受蹴り、回し蹴り三防受、段蹴り段蹴り

攻撃のポイントをしっかりとまたもや修正、
ガンガンやってるのは自分の組だけ
これが後になって怒られる原因となる

柔法注出

順番組は自分たちが一番なので最初に見本

木の葉送り

相棒は緊張か捕り手が反対と注意される
自分は皆とやり方が違うのだが講師に
ポイント は何処かと聞かれるがOK!

送り天秤捕り二種

コレも難なくやるが他は四苦八苦している
緊張のあまりか皆さん上手く掛からないようだ

巻き落とし 二段抜き 半月受け首掬投

二段抜きで片手を出してしまって
相方は片手二段抜きとなる、自分もそのままいく
やり直し

片手といっていないだろうと注意される

白蓮拳シリーズの連攻を注意される組
巻き落しの最初の崩しを注意されるチーム
とコレも緊張か上手くいかない組が多かった

自分たちいつものようにガンガンやる

演武審査

次は演武 コレは組の最後からはじまるので
自分たちは落ち着いて皆さんのを見れる

1〜5番目のチームは初めて組む相手なのか
途中で止まったり、やり直したりで
注意されていた
やりにくいんだろうか

いよいよ自分たちの番
さあこいとばかりに
下段返しの守者構をやる 反撃段連蹴りで思い切りいったの
で 相手のあごに当たりそうで思わず止めた
やばいやばいと興奮するのを落ち着かせ

逆蹴地三蹴り受けから 思い切り差し込んで
手刀に行くが相手は下がらずにいたのでコレも
おっとっとと止めた
気合が空回りか 自分はいつものようにやってるのだが

次の次 表投げで隣の大学生がかっこよく投げてたので
思い切り投げたら 相方は途中で手を離してしまって
5メーターくらいすべり転がっていったs

試験管に 技は技らしく指導者らしくきちんとやれと
戦ってるわけじゃないぞと 叱咤される

その後はお通夜みたいに 慎重な演武となる

最後は剛法

突き天一、上受け蹴り、混天一、下受け順蹴り、押し受け巻き投

コレも難なくやるが中心を外す構の意識、
きちんと中段や目打ちを入れろと 

実用にならず基本の理を
正しく理解して指導する事が大切と 評価での好評を頂いた

それから幾つかの技の講習会となり

全員合格ですと言われた

技ばかりに優先するのではなく その一つの法を正しく
受け継いでいくところに修行の根元少林寺拳法の
目指す 人間同士の調和を目指す原点 金剛禅の
修行の意味があると思う

一度思いなおす

誰がどれ位出来て、誰がドレくらい出来ないかが
問題ではなく

互いの調和によって
自分より上の人の正しい質に
導かれていくことが本来の
姿である

技の中にある人を覗こうと

開祖によう帰ってきたな^~〜と
言われたような気がした

お昼のチケットを前もって買ってあったので食堂に
カレー¥300、うどん¥200なんと安い しかも美味しい

天気もよいのであっちこっち散歩

下のオザキや前川商店、本部全体を見学
やったと言う気持の開放感が心地よい

本部武専に時間が合えば参加しようと思っていたが午前で終わって
昼から卒業進級式があったので見ていたさすが本部人数が違う

允可授与式

3;00からの授与式は練成道場で始まる

とにかく一番前に陣取る

授与式は北海道の拳士から始まって日本列島を南下順で

呼び出される

練成道場はもう人でごった返す

217名の合格者と10数名の不合格者

今回允可されなかった人はほとんどが学科試験の不徳である

允可授与順に呼び出される、まるで卒業式のようだ

総裁の顔は朝から気になっていた
なんか暗い、祝辞の言葉にも力が無く
最初の頃の 優しさや 大きさがなくなっいた

いろいろあるんだなーと思い
授与で目が会ったとたん自分を思い出したのか
少しほころびてくれた

こんなに沢山の拳士が来ているのだから
やっぱり優しく迎えてくれる大きな笑顔が必要である

一時間ほどかけて授与式がおわり
賞状をダンボールの紙に巻きつけ折れないように持って
かえる

開祖記念塔に行ったがしまっていたので
開祖のお墓に帰省報告で線香を上げてきた

帰りにオザキによって前から気になってた
イサム製の胴を購入¥9800

柔かい指定胴となんら変わらず厚みと強度があった
何も2万以上もだす必要がない

新しい科目表は¥400だがなぜか¥200だった
息子と道場用に10冊ほど買った

合格の思いを胸に赤門の前で合掌礼をして帰路に着く
今度来る時は特別講習会か三年後の5段

その次はその後7年後なので生きてるか解らない

夜の明石海峡の照明が自分を祝ってるかのように明るく素敵だ
神戸の山間も怏怏しく自分の帰りを祝ってるかのように明るく綺麗である

色んなことが頭をよぎる

しかし二人で組んでと言う意味合いの素晴らしさに感謝

支え合う( 行 )という文字を思い出した

とにかく拳法によって楽しい人生目標が開いた
この楽しみをまた皆で分かち会って行こう

完結